約 2,201,998 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18983.html
登録日:2010/02/01 Mon 20 51 16 更新日:2023/02/23 Thu 18 05 51NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 F1 おんぼーろではない オンボードカメラ カメラ ド迫力 マニアックな項目 モータースポーツ 上方向 映像 横方向 車 車載カメラ モータースポーツなどで、ドライバーの視点に近い位置に設置されたカメラ、またはそこから見れる映像の事。 別名、車載カメラ。 現代のモータースポーツにはほぼ例外なく存在しており、このカメラから見れる映像だけを編集したDVDも売られている。 様々な分野で使われているが、ここでは主にF1について記述していく。 【特徴】 車載カメラはドライバーの目線に近い位置に設置されることが多いため、必然的に迫力のある映像を提供することが出来る。 それに加えて、視聴者はドライバーの見ている風景を"擬似的に"見られるので、まるで自分がドライバーであるかのような体験をすることが出来る。 こういった経緯から、車載カメラは人気があるのだ(前述のDVDもこういった人々の需要がある) かつては出走していた車の数台にしか付けられていなかったが、車載カメラの人気が上がるにつれてカメラ搭載車は増えていき、90年代半ばには全車に搭載が義務付けられるようになった。 一部の不人気選手にはつかない場合もあるが、その場合カメラと同重量のウェイトを乗せる義務がある。 【車載カメラの歴史】 車載カメラが搭載され始めた頃は、カメラは主にドライバーの右(左)斜め後ろの位置に付けられる事が多かった。 これによってドライバーのハンドル捌きやシフトの際の手の動きを鮮明に見ることが出来た。 しかし、カメラ搭載が義務になった90年代後半になると、カメラの位置がドライバーの頭上の位置へと変わっていくのである。 これによって視聴者はドライバーを上から見下ろすような形となり、やや見えづらくなったのである。 こうなった経緯は不明だが、近代F1はステアリングに多くのボタンをつけるようになったため、以前のカメラの位置だとステアリングがまる見えとなってしまうので、秘密保持の意味も含まれていたのではないかと考えられている。 最近では、フロントのノーズコーン先端やフロントウィングのステーに取り付けたり、カメラそのものをエアロパーツとしてマシンに組み込むなど多様化が進んでいる。 さらに一部のドライバーのヘルメットに内蔵されたオンボードカメラまで登場した。顔の向きや揺れの激しさを体感できるがぶっちゃけ酔いそうになる。 人によって好き嫌いはあるだろうが、かつての位置のカメラに戻してほしいと思っている人も少なくない。 余談だが、アメリカのレースカテゴリ(NASCAR、インディカー等)のマシンに搭載されているカメラは360度グリグリ回転する。 追記・編集お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/iliasion/pages/899.html
ep.598 海外B級ニュースさんより!「海外の怖い話2」 放送内容 「カン、カン」→ep.170「カン、カン」「カン、カン(後日談)」不思議な話・人怖を朗読・考察 探偵!ナイトスクープ 関連エピソード→ep.168 関西人気番組!「探偵ナイトスクープ」をご紹介! 参加メンバー Tomo Kimura K-suke その他 登録されたタグ Kimuraの子 Kimura企画 ebay 「カン、カン」 「マンホールぴょんぴょん」 「赤い部屋」 『探偵!ナイトスクープ』 『注文の多い料理店』 どんでん返し なりすまし カメラ クイズ ドイツ ベビーシッター モノマネ芸人 交通事故 人肉食 入れ替わり 写真 塀 女 娘 子守歌 恐怖症 患者 悪魔 投薬 母親 水 水を差す 海外B級ニュース 父 生霊 男 画像 盲目 穴 精神病院 誘拐 警察官 都市伝説「メリーさん」 ⇐PREV NEXT⇒ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/2chokkoshitumatome/pages/14.html
最新 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】 第二百三十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1490257476/ 過去ログ 交代子一家にまつわる怖い話 第三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1488434644/ 交代子一家にまつわる怖い話 第二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1485043763/ 交代子一家にまつわる怖い話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1482933002/ 2017年~ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1481811875/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1481380836/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1481321612/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1481225708/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1481143261/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1480714173/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1480428241/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百九十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1479885341/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十九話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1479682899/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百八十七話(実質二百八十八話)http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1478379030/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百八十六話(実質二百八十七話)http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1477917587/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百八十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1477898652/ 皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1477655955/ 皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1477439184/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十三話 】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1476327113/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十二話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1475856680/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十一話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1473388996/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百八十話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471332633/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百七十九話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1470828969/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話第二百七十八話】http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1470268575/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1469426844/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1468986037/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1468748440/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1468602130/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1468410572/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1468044558/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467493960/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百七十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1466942313/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十九話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1465631495/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十八話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1465260296/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1464499551/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1462797758/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1462105492/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1461810840/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1461568859/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1461255928/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1460804656/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百六十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1460614314/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十九話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1460482084/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十八話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1460190415/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1459931062/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1459694849/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1459416642/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1458905921/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1458561232/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1456796305/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1452569182/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百五十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1452085062/ 2016年~ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十九話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1451187699/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十八話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1450227529/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1450063593/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1449710947/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1449232196/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1448901429/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1447819423/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1444901133/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百四十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1441440885/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十九話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1437365558/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十八話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1434537784/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1432286930/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1429191396/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1425299691/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1423459812/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1421928406/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十二話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1420432565/ 2015年~ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十一話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1419356662/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百三十話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1418136881/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十九話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1416982000/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十八話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1416100956/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十七話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1415454051/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十六話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1414705669/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十五話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1413956891/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十四話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1412894067/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十三話http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1411448855/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十一話★2http //maguro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1410221783/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十一話http //maguro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1409371803/ 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】第二百二十話http //maguro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1408172468/ これより前の過去ログはこちらにまとめられています。 【皇太子夫妻にまつわる怖い話】 まとめ支援サイトhttps //www22.atwiki.jp/kashiwamochi/
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/221.html
誰かが死ぬのが怖いのか? ◆LXe12sNRSs 彼の行くべき先は――――……南。 相羽シンヤは、消防車の二人組を追うことを断念し、南下して新たな獲物を索敵する道を選択した。 紙を使う少女、そして先ほどの少年。虫ケラ同然と認識していた下等生物ですら、この場ではラダムのテッカマンと対等であることがわかった。 「……おもしろい。ゲームを成り立たせるなら、バランスは大事だしね……ククッ、なかなかおもしろい趣向じゃないか、螺旋王」 あの少年への屈辱は、後で倍にして返せばいい。今は一刻も早く、首輪のサンプルを入手し学校に戻らねばならない。 首筋を覆う金属物質に触れ、シンヤは妖艶に微笑む。これを外すと豪語していた人間……彼を待たせすぎるのも悪いだろう。 シンヤは路上に一旦腰を落ち着かせると、デイパックの中から水筒を取り出す。 1リットル容量の魔法瓶は、どこの雑貨店にでも置いてありそうなシンプルなデザイン。 これが、カリバーンに続くシンヤのもう一つの支給品だった。 「へぇ……これはなかなか」 水筒からいくらかを汲み取り、シンヤは一気に飲み干す。味について称賛する気はないが、思わず感嘆したのはその効果のほどだ。 全身から疲れがスーッと取り除かれていくような、不思議な昂揚感を覚える。 それどころか、右手に負った掠り傷は跡も残さず消え、脱臼の痛みにいたってはほとんど消失した。 これがシンヤの第二の支給品――ファウードの回復液。魔導巨兵ファウードの肝臓から分泌される、回復効果を持った栄養液である。 「さて……これより南には誰がいるかな?」 来るべき放送、そしてその先に待つブレードとの決着を心待ちにし――それでも、シンヤは成果を焦りはしなかった。 しかし、彼の行く先に待つのは……。 【C-7北部/道路上/一日目/早朝】 【相羽シンヤ@宇宙の騎士テッカマンブレード】 [状態]:健康 [装備]:カリバーン@Fate/stay night [道具]:支給品一式、ファウードの回復液(残り700ml)@金色のガッシュベル!! [思考] 1:南下し、新たな標的を捜す。 2:適当な参加者を殺し、首輪を手に入れる。 3:制限の解除。入手した首輪をロイドに解析させ、とりあえず首輪を外してみる。 4:テッククリスタルの入手。 5:Dボゥイの捜索、及び殺害。 【ファウードの回復液@金色のガッシュベル!!】 魔導巨兵ファウードの肝臓から分泌される、回復効果を持った栄養液。1リットル容量の水筒に収められている。 疲労はもちろんのこと、出血や外傷にも効果がある模様。 ◇ ◇ ◇ 「マネキンどもが夢の跡……このお店の衣装たちも、俺なんかをミイラにするよりおねーさんみたいなキレイな人を包んだほうが幸せだったろうに」 「こんなくだらない余興の舞台に置き去りにされたのが天命ね……って、小洒落たこと言ってないで、さっさとここを離れるわよ。もちろん、あんたの運転で」 ジンとヨーコ、シンヤの魔の手から辛うじて逃れた二人だったが、彼らはまだ追っ手が来る可能性を否定してはいない。 車の運転方法を熟知していないヨーコが踏んだ、唐突すぎる急ブレーキによって、カーブ先の衣料店に放り飛ばされたジン。 ヨーコは横倒れになったマネキンの山々から彼を救い出すと、纏わりついた女性ものの衣服を片っ端から剥ぎ取っていく。 こうしている間にも、あの襲撃者はヨーコたちを追ってきているかもしれない。 拭いきれない危機感に苛まれ、ヨーコの手つきは少しばかり乱暴になっていた。 「いたたっ! おねーさん、それ服じゃなくて俺の髪の毛だよ!」 「へ? ああ、ごめんごめん」 ジンをミイラ状態にしていたドレスやらコートやらを取り払うと、ヨーコは早々に消防車へ戻ろうとした。 その、どこか不安の陰りが見られる顔を案じてか否か、ジンはヨーコの肩を掴み待ったをかける。 それは、これから起こりうるであろう事態への、警告の意が込められていた。 「おねーさん……どうやら、あの車の赤は俺たちがドライブするには目立ちすぎるらしい。どこかで迷彩色にでもカラーチェンジしようか?」 「そんな暇があったら、きっぱり乗り捨てるわよ……でも、目立ちすぎるってのは確かに問題かもね」 衣装店から脱出したジンとヨーコの視線の先には、消防車を跨ぎ、男性が二人。 白いスーツに金髪の米国人と、学校指定のワイシャツを着た日本学生。 ジンの格好に比べればなんてことはない二人組だったが、ヨーコにとっては、またもや未知との遭遇だった。 「俺たちはこの殺し合いには乗っていない! あんたたちはどうだ!?」 ◇ ◇ ◇ 静けさに包まれた街路に、突然の走行音。次いで鳴り響いた、ゴムを擦るようなブレーキ音。 二つの異音を察知した高嶺清麿とラッド・ルッソという二人組は、急いで駆けつけジンとヨーコに遭遇した……とのことだった。 「なるほどな……走行中の消防車に飛び乗り、車上から奇襲を仕掛けようとしたジャンパーの男か……本当に人間なのか、そいつ?」 「見た目はね。歳は俺よりもちょーっと上くらいかな。かなり危ない感じだったけど、なんとか撃退できたよ」 「俺からすれば、その襲撃を察知して、車上でそいつとやり合ったっていう君も十分人間離れしてるんだが……」 ジンの語るあらましを聞き、高嶺清麿と名乗った少年は半ば呆れた顔を作る。 大人びた雰囲気を醸し出してはいるが、おそらく実年齢はシモンに近い。耳を怪我しているようだが、彼も何者かに襲われた経緯があるのだろうか。 (さっき襲ってきたヤツといい……殺し合いはもう始まってるってことか。ホント、うんざりする) 路上で談合している間も、ヨーコは周囲への警戒を解かなかった。 消防車が止まってから既に数十分。ジンとやり合ったジャンパー姿の追っ手は、未だ姿を現さない。 希望的に解釈するなら諦めてくれたのだろうが、敵はあの男だけではない。いつ第二第三の襲撃者が現れるかわからないのだ。 それに、 (……この殺し合いを主催しているのが螺旋王なのだとしたら、敵は人間だけじゃない。 獣人……それもガンメンに乗ったヤツが、何人かいても不思議じゃないわ) 螺旋王どころか、獣人もガンメンも知らないというジン。格好の特異性から考えれば、おそらくはこの清麿とラッドという男たちも。 獣人たちの凶暴性、そしてガンメンの打破しようのない強度も、知りはしないのだろう。 あれは、ちょっとやそっと身体能力が優れている程度ではどうにもならない。 ガンメンに対抗できるのはガンメンのみ。それこそグレンラガンのような。 それが叶わずとも、リットナーの男衆を総動員するくらいしなければ、ガンメンは攻略できない。 せめて愛用のライフルがあれば心強いのだが、あいにく今は、たった一人の人間に命を脅かされるのが現実だった。 「……走行中の車に飛び乗って、運転手に襲い掛かり、そのまま車上で剣戟戦ねぇ……クックック。 いいねいいねぇ。アクション俳優もビックリの大胆さじゃねーの。 さぞかし自分は強い、こんなに強い自分は死ぬはずがない、そう思ってるんだろうなぁ……あーヤベ、ゾクゾクっときた」 ヨーコが当人にしか理解しえぬ不安を重ねる中、ジンと清麿の会話を端で聞いていたラッドが、突如不敵に笑い出した。 口元に手を当て、わざとらしく笑声を漏らすその様は、まったくウケていない喜劇で一人だけ爆笑している感性の違う観客のようだった。 ヨーコはまだろくに自己紹介も済ませていないラッドに得体の知れぬ不快感を覚えたが、その不快感の正体はすぐに判明することとなる。 ――彼、ラッド・ルッソの感性は、ここにいる誰のものと比べても、ズレすぎているということが。 「よーし、決まりだ! 今からそいつブッ殺しに行こう! そうだそれがいい! 第一号はそいつで決定!」 出会いから数えて、ジンとヨーコに対しラッドが放った第二声が、これだった。 そいつ、即ちジンとヨーコを襲った男、即ち相羽シンヤを、ブッ殺す。ラッドの提案は、ストレートにふざけていた。 もっとも、それはヨーコの捉え方にすぎない。言った本人はド真面目であり、ブッ殺すという表現も、比喩でもなんでもなくそのままの意味である。 「ちょっと待て。今俺たちが一番にやらなきゃいけないのは、脱出するための仲間を集めることだ。 そいつが危険人物なら確かに放っては置けないが、なにも今迎え撃つ必要はないだろ。それに、殺しは――」 「あぁン? そりゃなんだ、命令か? それともお願いか? 前者だったとしたらそりゃ大きな勘違いだぜキヨマロォ……。 俺はおまえの仲間になってやるとは言ったが、部下になったつもりはねぇ。俺とおまえは対等だ……従う義理なんかねーわけよ。 それともなにか、おまえは俺の親父か? それとも上司? まさか学校の先生とか言っちゃうんじゃねぇよなぁー!」 唖然とするヨーコの目の前で、ラッドは清麿の顔面スレスレまで強面を肉薄する。 口調の荒々しさは常のものだが、この男、感情の起伏が驚くほど激しい。 嬉々としてブッ殺しに行こうと提案したかと思えば、今は清麿の些細な異論でお怒りモードだ。 まるでガキ大将……ヨーコはこの時点で、ラッドに対してそんな『甘い認識』を持ち始めていた。 清麿の身体が地面に対してほぼ四十五度、ほとんど押し倒されそうなくらいまで追いつめられると、ラッドはなんの前触れもなく身を引いた。 そして、今度は『怒』の表情を再び『喜』に戻す。 「あそーだ。いいこと思いついたぞ俺は。キヨマロ、おまえは仲間を作ってここから脱出してぇ。俺は思う存分殺し回りてぇ――」 一瞬、この男から耳を疑いたくなるような行動理念が聞こえてきたような気がしたが――まさか、幻聴だろう、とヨーコはとりあえず流す。 「両者の言い分を叶えるにはだ……俺が、おまえの、邪魔するヤツを片っ端から殺してけばいい。ハッ、これで万事解決なんじゃねーの!?」 いや、幻聴などではなかった。 実際に相対するのは初めてだが、このラッドという男。 いわゆる『殺人狂』らしい。 「俺が、そんなヤツはいない、俺の邪魔になるようなヤツは存在しないと言ったら、おまえは誰も殺さないのか?」 「んなわけあるかよ……冷めるぜキヨマロ。おまえの邪魔するヤツってのはつまりだ、この殺し合いに乗ったヤツ、それ以外にいるか? そういう奴等は総じて『俺が最強』、『俺が生き残る』、『俺が死ぬわけない』、そんなこと考えてるヤツばっかだ。 こいつらの話に出てきた男なんてまさにそれよ。自分が死ぬはずがないと信じてやがるから、そういう無茶ができる。 こいつら二人とも殺せてねぇってのになぁ――アー、おもしれぇ! さぞ悔しがってんだろうなぁ! ……ここで俺がこいつら殺したら、そいつ、もっと悔しがるかな?」 テンション定まらぬラッドの視線が、狂気の念に固定され、ヨーコに向く。 ヨーコは不覚にも、ゾクッ――としてしまった。 ガンメンから感じるそれではない。体感したことのないような、新種の恐怖……『人間の狂人』が放つ殺気だった。 蛇に睨まれた蛙のように竦むヨーコと、今にもやらかしかねないラッド、両者が数秒睨み――合うかと思われたが、間に小柄な影が割って入る。 その人物こそが、この異質な談合の場で、唯一ラッドの狂気に干渉されない――自由すぎる少年だった。 「あ? なにおまえ? ナイト気取り?」 「ナイトね……そりゃ見当違いかな。ほら、俺って誰にも縛られない存在だからさ」 そうだ。このジンという少年は、いきなり拉致され殺し合いを強要されても、他参加者の襲撃に遭っても、まったく自己のペースを乱さなかった。 そして今も、ラッドという危険極まりない狂人と相対してなお平静を保っている。 「あー……もしかしてアレ? 俺ツエーから、女の前で格好つけても平気なくらいツエーから、こんなところで殺されるはずねーとか思ってる? そうか、そうだよなぁ。見た目からしてゆるそうなツラしてんもんなぁ。 一秒後に自分がタコ殴りにされてて、二秒後にその痛みに悶絶してて、三秒後にショック死してる未来なんて信じられねぇよなぁ。 俺ぁよ……そういうヤツを殺すのが大好きなんだ。『自分は安全だ』と信じてやまない、どこぞの田舎貴族みたいに緩みきったヤツ。 そんな奴等がよ、いきなり命の淵に立たされるんだ。想像してみろ、ゾクゾクするだろ!? どんな顔すると思う!? どんな命乞いすると思う!? 知りてぇよなぁ~俺も知りてぇ! だから、死ね!」 言って即刻、ラッドはジンに向かって拳を突き出した。 情け無用の右ストレート。手加減などという文字は、この男の辞書には存在しない。出会ったばかりでも、それくらいはわかる。 息を飲む暇もなく、目を背ける暇もなく、それでもヨーコは咄嗟に身を引いてしまい、 ジンは、ラッドに殴られぶっ飛ばされた。数メートルほど。 「――なッ!?」 命中したのは顔面。軌道は地面に対して並行だったが、なぜかジンは、一発のパンチで宙高く舞い、後方のヨーコすら飛び越え、数分前に埋もれていた衣料店の中に逆戻り。 突き破られたショーウインドウが、またもやジンの体を店内のマネキンたちの元へと誘う。 盛大な物音を立てて店内の床を転がり、そしてジンは、再び女性物の服に塗れた。 思わず声を漏らすほど、不自然かつ大胆なぶっ飛ばされ方だった。ラッドのパンチの威力がそんなにも強烈だったのかと言えば、そうではない。 あれはどう見ても、ジンがわざと大袈裟にぶっ飛ばされてみた。そうとしか捉えられない。 それは傍観者であったヨーコと清麿、ジンを殴ったラッド自身も、皆同じ見解だった。 衣料店から音がやみ、三者がしばし呆然とし、ほどなくしてジンが這い出てきた。 その有様は、以前のようなミイラ状態ではなかったものの、見るからにヨロヨロで、パンチ効いてますよーと主張しているようなものだった。 「ってて……メチャクチャ痛いね、これ。こんなん何度も食らってたら本当に死んじゃう。もうカンベ……ってあれ?」 飄々とした態度で舞い戻るジンだったが、周りのリアクションは薄い。 それどころか、ラッドの凶悪な面相はさらに凍てつき、清麿の顔は微かに青ざめていた。 「……なんだよ、拍子抜けするじゃんかよ。俺は軽いジャブのつもりで打ったんだぜ。 それでまず相手を沈めるだろ、そっからマウントポジションを取る。んで、そっからタコ殴り。……ってのによぉ。 なに? ハデにぶっ飛ばされりゃ俺が満足するとでも思ったわけ? だからあんなスタントマンみてぇなカッコしてみせたの? それってさぁ……おちょくってる? 俺、おちょくられてる? ……ふざけんじゃねぇぞォォォォォ!!」 「ヤバッ、墓穴掘った――!?」 さすがのジンも、この短時間ではラッドという男の本質を計りきれなかったらしく、彼を宥めるために取って見せたスタントプレーも、逆効果に終わった。 今さら後悔してみたところで、ラッドのボルテージが治まるはずもない。元々最高潮だったテンションは、清麿で下がり、ジンで暴落した。 もはや、彼は目の前のふざけたゆる顔を血に染めなければ気が済まないだろう。それは、一時の協力関係を結んだ清麿とて止められるものではない。 だが、止めなければジンが殺される。ジンとラッドの実力差のほどは定かではないが、鮮血が飛び散ることは確実。 そして、『また』死がやってくる。 死を見るのは、もう嫌だった。 「……なに、こんどはおまえがそいつを守るって? ……おいおい、ここは自殺志願者ばかりか? マジ冷めるぜ」 今度は、さっきとはまるで逆の構図。 殺意の矛先にされたジンと、ジンに殺意を向けるラッド。その間に、ヨーコが割って入っていた。 大の字に手を広げ、全身でジンを守るという意志を表示する。 視線は真っ直ぐ、ラッドの双眸を睨み返している。 一歩も引く気はない。ジンの盾となり、代わりにぶっ飛ばされるだけの覚悟があった。 ――もう、誰も死なせたくない。誰かが死ぬ姿なんて、見たくない。 ヨーコの奥底では、自分ではない、他者の死に怯える震えた精神が蔓延していた。 誰かを守るために、あるいは己を証明するために、死んででも意地を貫き通す――そんなのは、どこぞのバカのすることだ。 「……殺すとか、殺されるとか、みんなしてバカじゃないの? そんなくだらないことに、あたしを、あたしの周りの人を、巻き込まないでよ……!」 ぽつりと、ヨーコがそんな言葉を漏らした。 もう、悲しむのには疲れた。取り残されるのは御免だ。涙を流すのも、感傷に浸るのも、思い出してまたすすり泣くのも、もう。 「……あ、そうか。おまえアレか、誰かが死ぬのが怖いのか?」 ふと、ラッドの口調から棘がなくなった。 かと思うと、瞳に滾らせていた殺意もフッと消え、強張っていた肩も柔らかくなる。 一見して、ジンに殴りかかることをやめたかのような体勢。そして、そのまま。 「死ぬのが怖い……んじゃなくて、誰かが死ぬのが怖い。身近にいる人間が死んで、取り残されるのが怖い。 そういったトラウマを抱えてるヤツの目だよ、おまえの目。……誰? 誰が死んだのよ? ちょっと俺に話してみ? 家族? 親戚? 恋人? もしくは友達? まさか子供とか? あーでもアレだよな。そういうのあるよな! 悲しむのは疲れる、取り残されるのは御免、涙を流すのも感傷に浸るのも思い出してときたますすり泣くのも、全部面倒。 それは自分が死ぬより怖い……いるよなぁそういうヤツ。死を見るのに怯えてるヤツ……ま、そういうのは俺の好みじゃねぇんだけどよ」 顔を至近距離まで近づけられ、マシンガンのような勢いで照射される言霊の弾丸。 そのすべては正確にヨーコのハートを射抜き、顔から生気を失わせていた。 「でもあれだな、おまえは中途半端だ。ならいっそ楽になりたいと思うでもなく、死んだヤツの後を追おうともしない、いやできない。 絶望に浸りきってねぇ。そういうヤツの身近な人間を俺が殺して、また悲しませるってのもそりゃそれでおもしろいけどよ……やっぱ俺の趣味じゃねーや。パス」 言い終えると、ラッドはヨーコから視線を背け、消防車へと足を伸ばす。 「で、どうするよキヨマロ? 俺は今から、そいつら襲ったっていう男を殺しに行くけどよ、おまえ、来る?」 「……一つだけ条件がある。俺が仲間と判断した奴には手を出すな。もちろん、さっきみたいにこの二人に殴りかかるなんてもってのほかだ」 「そりゃあ、俺が最初に提案した条件を飲むってことか?」 「そう受け取ってもらって構わない。あんたの最終的な目標が螺旋王を殺すことなら、道は同じはずだ」 これが、清麿の下した最大限の譲歩だった。 ラッドという男が、自分のか細い腕では制御できない自由奔放な人物であるということは、胃が痛くなるほどわかった。 だからといって、彼と離別し野に放っては、それこそ他の善良な参加者の身が危険になるかもしれない。 一度手にしてしまった手綱、清麿には繋ぎ止める義務がある。いつ振り解かれるとも限らない危うい綱だが、せめてこの命がある内は。 ――清麿がそんなことを決意する片隅で、ヨーコは呆然と立ち尽くしていた。 「よぉし決まり! ジン! それにヨーコっつったな。さっきのはナシ、水に流して忘れてくれ! これからはフレンド、いやブラザーだ。楽しく殺ろうぜ。んで、さっそくだけど、車出してくれや」 「なら、俺が運転するよ」 「おう! 頼んだぜジン!」 意気揚々と乗車するラッド、それに次いで清麿が、続いてジンが乗ろうとするが、その前に。 「あんまり考え込まない方がいいよ、おねーさん。ピクニック気分で楽にいこう」 「ジン……」 硬直していたヨーコの肩をポンと叩き、励ますジン。まるで、いざとなったら俺が守るよ、とでも言わんばかりの気障な仕草だ。 二度も衣料店の中を転がりまわったせいか、ジンの笑顔は埃塗れになっていた。余裕綽々で、目立った外傷もない。 ヨーコが要求すれば、年中無休で微笑みかけてくれるような気さえする。 だからこそ、失うのが怖い。 「おーい! さっさと出発しようぜー! 朝飯はそいつをブッ殺し終わった後のハイな気分で食いてぇからなぁ!」 逸早く乗車を済ませたラッドが、クラクションを鳴らしてジンとヨーコを急かす。 足はまだ、前へ進む気にはなれなかった。それでも、ジンに腕を引っ張られ、不本意なまま消防車へと連れられていく。 ――カミナは死んだ。己を示し、己を貫き、己に従い死んだ。バカだと思った。 しかし、それは仕方がなかったことなのかもしれない。無理を通して道理を蹴っ飛ばす、彼の信条は死を恐れず、死に近しい。 悲惨な見解を述べるなら、早死にする性格。彼が彼として生きていくなら、いずれは必ず壁にぶち当たる。 彼がその壁を、死という運命を乗り越えるには、仲間の手助けが必要だったのだ。 だが、ヨーコにはそれが果たせなかった。 (誰かが死ぬのが怖いのか?……か。その通りかもね) ヨーコは、ジンが死ぬのが何より怖い。自分の死よりも恐ろしい。 出会ってまだ数時間しか経っていない、縁も義理もない関係だが、彼はこの世界において、現状最もヨーコに近しい存在だ。 それが消え、失ってしまうのが、たまらなく怖かった。 他人の死は他人の死、などと目を背けることはたぶんできない。カミナのときのように、失意に溺れるに違いない。 それを理解していて、わざわざ死地を闊歩する気になどなれようか。なれるはずがない。 小隅でビクビクと怯えていられるなら、ぜひそうしたい。なのに、自分の周りはバカばっかだ。 あのバカとは性質は違うにしても、ヨーコに言わせればバカには違いない。男はバカばっかだ。 (ジンはカミナとは違う……あんな無茶はしない。だから、きっと大丈夫よ……) それでもやはり、ヨーコは『死』が怖かった。 【A-6/南東の道路のカーブ付近/1日目/早朝】 【ジン@王ドロボウJING】 [状態]:小程度の疲労、全身に小程度のダメージ、運転手 [装備]:鈴木めぐみの消防@サイボーグクロちゃん [道具]:支給品一式、予告状のメモ、夜刀神@王ドロボウJING×2 鈴木めぐみの消防車の運転マニュアル@サイボーグクロちゃん、鈴木めぐみの消防車の鍵 [思考] 基本:螺旋王の居場所を消防車に乗って捜索し、バトル・ロワイアル自体を止めさせ、楽しいパーティに差し替える。 1:不本意だが、ここで揉め事を起こすのもアレなのでラッドに付き合う。 2:いざとなったらヨーコを連れて逃げる。 【ヨーコ@天元突破グレンラガン】 [状態]:精神不安定 [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考] 基本:この状況が本当に現実か判断しかねている。が、ひとまずはジンに同行する。 1:不本意だが、ラッドに付き合う。 2:ジンに死んで欲しくない。 ※ヨーコは最初の螺旋王の説明をまるで聞いていません。カミナがいたことすら気づいてません。 ※鈴木めぐみの消防車@サイボーグクロちゃんの機能説明の情報等はマニュアルに書いてある模様。 貯水量は現在(100/100)。ちなみにゲル○グには変身出来ません。 運転席を初めとして全体がボロボロになっていますが、走行や放水は問題なく行えます。 ※デイパックの中に収納されているため、ラッドが超電導ライフルを持っていることには気づいていません。 ◇ ◇ ◇ 「よーし! 全員乗ったな? シートベルトの用意はオーケー? んじゃかっ飛ばしてくれよジン。急がねぇと子猫ちゃんが逃げちまうからな。 楽しみだなぁワクワクするなぁいよいよ殺せるんだよなぁ! あーもーテンション下がんねぇよどうするコレ? おいどうする!?」 (……正直、こうなるであろうことはだいたい予測していた。予測はしていが……やっぱり、疲れる。 ある意味、フォルゴレやナゾナゾ博士に付き合うより厄介だよ……) 消防車に乗り込みはしゃぐラッドの様子を窺いながら、清麿は心中で頭を抱えた。 ――ラッド・ルッソが本人でもセーブしきれないほどの殺人衝動の持ち主であることは、第一遭遇で痛感した。 しかしそれでも、彼の最終目標が『螺旋王を殺す』ことであるならば、仲間にする価値はあると判断したのだ。 ただでさえ、どんな性格、趣向、目的を持った人間がいるかわからない現状、味方にできる人材は少しでも確保しておきたかった。 (要は、ラッドが暴走しないよう俺が気を配れば言いだけの話だ……けど、さっきので自信なくした……。 そういやこいつマフィア崩れとか言ってたな……本当に大丈夫だろうか、俺……) ラッドと和解し、ジンとヨーコの二人組に遭遇する間、清麿はラッドから些細なプロフィールを聞き出していた。 曰く、ルッソ・ファミリーというマフィアグループに所属していたということ。 曰く、1931年のアメリカ、清麿も知る禁酒法時代からこの地に召喚されたということ。 曰く、フライング・プッシーフットという列車で『派手なパーティー』を開催する予定だったということ。 曰く、自分は安全だと信じてやまない緩い人間を殺すのが大好きであるということ。 などと、知りたくもないが、知ったら知ったで興味深い事柄を中心に。 まず、ラッドがお天道様の下を平然と歩けるような人種ではないということ。これについては出会いが出会いだったので、さほど驚きはしない。 問題は、彼の住んでいた地が1931年のアメリカ……清麿にとって、大昔の人間であるという事実だ。 螺旋王ロージェノムと、螺旋王に挑みかかっていったテッカマンランス。清麿は彼らを、当初は魔物の関係者ではないかと考えていた。 もちろん、これは考え得る一つの可能性にすぎず、根拠も確証もない。 この殺し合い自体が『魔界の王を決める戦い』となんらかの繋がりがあると想定し、無理にこじつけてみただけだ。 だが、石にされた千年前の魔物たちを復活させ軍団を率いたゾフィス、異世界より魔界に復讐を成さんと画策していたマエストロ…… 最低限のルールが定められている魔界の王を決める戦いにも、ある程度のイレギュラーな事態は起こっている。 今回の一件もその一端では……とも思ったが、ラッドの話を聞くに、その線はほぼなくなった。 このジンとヨーコという二人もそうだ。まだ詳細な自己紹介はしていないが、格好からして清麿の住む世界の住人ではないだろう。 現状の判断材料を用いた結論として、今回の一件に魔物や魔界は関与していない。 まったく未知の、それこそ時代や世界すらも支配する、超常的な事象によるもの。 魔界の王をも超越した――それこそ神の所業としか思えなかった。 そして、懸案事項はもう一つ――ラッドと情報交換をする合間に確認した、清麿のもう二つの支給品。 一つは、鏡の欠片。一見してただのガラクタのようにも思えるが、清麿はこの欠片に忘れたくても忘れられない思い出があった。 この鏡の欠片は――かつてグリサという魔物が魔界から持ち出した、禁断の魔道具である。 人間界に持ち込まれる際三つに砕け散ったそれは、全て掛け合わせれば魔物の魔力を大幅に増幅させられる。 実際、清麿とそのパートナーであるガッシュは、魔鏡の力によってパワーアップしたグリサと戦い、苦戦を強いられた。 そのとき失われた魔鏡が、今また欠片となって清麿の手元にある。復元したのか複製したのかは知らないが、これも螺旋王の力の一端と考えるべきか。 不可解なことはまだある。名簿に記載されていた、ビクトリームという名……あのインパクトゆえ、これも鮮明に覚えている。 石版からゾフィスによって蘇らせられた千年前の魔物。そして、本を燃やされ魔界に帰ったはずの魔物。それがビクトリームだった。 そのビクトリームがここにいるのはどういうわけか。わざわざ魔界から呼び出されたのか、 それともラッドのように、魔界に送還される前の世界……清麿にとっての『過去』から呼ばれたのか。 疑問は尽きず、回答はすぐには得られないが、重要視すべきは魔鏡でもビクトリームでもない。 もう一つの支給品である。 (あれが、あの説明書に書かれている通りの代物だとしたら……殺し合いなんてしている場合じゃなくなる) 超電導ライフル、魔鏡の欠片に続く、清麿の三つ目の支給品――それが、『無限エネルギー装置』だった。 説明書が添えられていなければなんの機械か皆目検討もつかなかったが、注意書きを見て逆に戦慄した。 無限エネルギー装置――その概要は、クリーンなエネルギーを常に生み出すことができるというもの。 清麿はこれを、環境保全のためにどこかの科学者が発明した装置なのだと解釈した。だが説明書には、こうも書かれていた。 悪用すると、地球が滅ぶ。つまりは、地球が壊滅するほどの質量エネルギーを生み出すことが可能な装置、というわけだ。 未完成品らしく、核となる『X装置』だけはなかったが、これは所持しているだけで危険すぎる代物だった。 もし清麿が誰かに殺されでもして、荷物が奪われ、この装置をなんらかの方法で機動してしまえば……果たしてどうなってしまうのか。 心配ならとっと手放すなり、破壊するなりすればいい。だが、地球を壊滅させられるほどのエネルギーだ。上手く使えれば脱出の切り札にも成り得る。 要は使い手次第、毒にも薬にも成り得るブラックボックス。その危険性を承知しているからこそ、手元に置いておきたい。 (……この装置のことについては、まだ保留だ。首輪や脱出方法についても。今は深く考えず、信頼できる仲間を増やすことに専念しよう) 陽気なラッド、運転席に座り表情が窺えぬジン、なにやら浮かない印象のヨーコ、三者を見渡して、清麿は改めてそう決意した。 【A-6/南東の道路のカーブ付近/1日目/早朝】 【高嶺清麿@金色のガッシュ!!】 [状態]:螺旋王に対する激怒、右耳欠損(応急処置済み)、軽い貧血 [装備]:イングラムM10(9mmパラベラム弾32/32) [道具]:支給品一式、イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!、無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳 [思考] 基本方針 螺旋王を打倒して、ゲームから脱出する 1:ラッドが暴走しないよう注意する。 2:ガッシュ、フォレゴレとの合流。 3:螺旋王に挑むための仲間を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。 【ラッド・ルッソ@BACCANO バッカーノ!】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式(ランダム支給品0~1を含む)、超電導ライフル@天元突破グレンラガン(超電導ライフル専用弾25/25)、ファイティングナイフ [思考] 基本方針 自分は死なないと思っている人間を殺して殺して殺しまくる(螺旋王含む) 1:南下し、ジンとヨーコを襲ったジャンパーの男(シンヤ)を殺しに行く。 2:清麿の邪魔者=ゲームに乗った参加者を重点的に殺す。 3:基本方針に当てはまらない人間も状況によって殺す。 【魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!】 魔界の禁断具。三つの欠片を揃え、魔鏡を完全な状態にすると、魔物の魔力を大幅に増幅させることが可能。 現時点では、三つの欠片のもう一つはイリヤが所持。もう一つは行方不明。 また、増幅されるのはあくまでも魔力であり、このロワでは魔物にのみ影響を及ぼすものであるとは限らない。 【無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん】 コタローの父が発明したスケールの大きい装置。これを上手く使えばクリーンなエネルギーを常に生み出すことができるが、 悪用すると地球が一つ消し飛ぶと言われている。バラバラにされていた部品が全て組み上げられた状態。 だが、装置の核である『X装置』だけは外されている。 ◇ ◇ ◇ ……消防車が南へ進路を定め走り去っていった後、ジンが放り込まれた衣料店の屋根に、それを見送る怪しげな人影があった。 全身にかけて紫色、その正体は拳法家が着る道着。そしてその拳法着に包まれているのは、一本結びのおさげが特徴的な老人。 腕を組み仁王立ちという、厳格な態度が姿勢にまで現れている彼の人物こそ、人が東方不敗、またはマスターアジアと呼ぶ男だった。 「……小童共がなにやら騒いでいるかと思えば、なかなかに興味深い話をしてくれる。これより南に闘争の兆し有り、か」 衝撃のアルベルトとの戦いに区切りをつけた後、デイパックを回収し、しばしの休息を済ませ、そして移動しようとしたところに――鳴り響いたブレーキ音。 彼、東方不敗は、ジンとヨーコの急停止から現在に至るまで、陰で全ての話を盗み聞きしていた。 「それにしてもあのラッドという男……自ら殺戮の火種を撒こうとは、愚かしいほど若い。だが、それだけに興味がある。 清麿なる小僧に奴が御せるとも思えん。あの車の行く先、もしくは血の雨が降るやもしれんなぁ……フフフ」 不敵に笑い、東方不敗は屋根から跳躍一蹴、軽やかな体捌きで路上に着地する。 女が一人、童が二人、若造が一人、襲撃を仕掛け全員血祭りにあげることも容易かっただろうが、東方不敗はそれをしなかった。 走行中の車を襲撃したというジャンパーの男、そしてそれと車上で渡り合ったというジンなる少年。 さらに、ジャンパーの男を殺すと大声で豪語してみせたラッドなる男、ついでに清麿という少年に、ヨーコという女……。 一見して、思想も感性もバラバラに見える四人組と、明らかにゲームに乗っている風な男。ただ散らすには惜しい気がした。 武闘家としての血が疼いた、というのも理由の一端ではあるが、闘争に参加するならそれに相応しい舞台を用意したい。 それが、これより南の方角に。おそらくは、あのラッドという男が引き金となって。 「より多くの人間を巻き込み、闘争と殺戮を繰り広げる渦と化す……あの若造は、その中心と成り得る資質がある。 数を減らすに、複数名による乱闘は好都合。中には、わしの求める情報を持つ者も居るやもしれぬ。 ……それまではあの四人組、せいぜい利用させてもらおうではないか」 あの四人の行く先で争いが起こるというならば、東方不敗はそれに便乗し、大いに盛り上げてやるのみ。 既に見えなくなった消防車を追おうと歩を進めるが――ここで一つ捕捉をしておく。 衝撃のアルベルトとの戦闘前、東方不敗が確認した支給物の中には、フラップターと呼ばれる空中移動用のはばたき飛行機が含まれていたが、彼はこれを使わない。 武闘家たるもの、文明の利便性に捉われてどうするか。自らの足こそ最速の移動手段。 そう言わんがばかりに、東方不敗は南へ向かって駆け出した。その走りは、人とは思えぬほど速い。 フラップターの他にも、ソルテッカマンと呼ばれる気密装甲服、いわゆる攻撃特化型パワードスーツも入っていたが、もちろん東方不敗にそんなものは不要だ。 拳こそ最大にして最強の矛、鍛え上げた筋肉は鎧にも劣らぬ頑強な装甲、武を極めた東方不敗に、これらの支給武器はまったく意味を成さない。 だが、ただ一つ。三つ目の支給品だけは、意味合いが違った。 「螺旋王よ、貴様にこれだけは言っておこう……アレは美味かったとなァ――!」 疾走する東方不敗の姿は、いつにも増して輝いているように見えた。 ひょっとしたら、休憩の合間に食したアレのせいかもしれない。 【A-6/南東の道路のカーブ付近/1日目/早朝】 【東方不敗@機動武闘伝Gガンダム】 [状態]:疲労中、全身 特に腹にダメージ、螺旋力増大? [装備]:マスタークロス@機動武闘伝Gガンダム ※元から持っています [道具]:支給品一式、フラップター@天空の城ラピュタ、ソルテッカマン一号機@宇宙の騎士テッカマンブレード [思考]: 基本方針:ゲームに乗り、優勝する 1:走って消防車を追う。闘争が起こるようならそれに参加。 2:ラッドに若干の興味。彼の性格を利用できないか考える。 3:情報と考察を聞き出したうえで殺す。 4:ロージェノムと接触し、その力を見極める。 5:いずれ衝撃のアルベルトと決着をつける。 6:できればドモンを殺したくない。 [備考]: ※衝撃のアルベルトとの戦闘後、ブータの尻尾@天元突破グレンラガンを食べました。 【フラップター@天空の城ラピュタ】 ドーラ一家御用達の飛行用具。一人、或いは二人乗り。 このロワでは飛行可能高度がかなり抑えられている模様。 【ソルテッカマン一号機@宇宙の騎士テッカマンブレード】 テッカマンブレードのデータを元に軍が作り上げたパワードスーツ。 当然、性能はテッカマンに大きく劣る。一号機本来の所有者はバルザック・アシモフ。 武装はフェルミオン砲とレーザーライフルのみ。 【ブータの尻尾@天元突破グレンラガン】 シモンのパートナー、ブタモグラのブータの尻尾。 シモンは戦闘中空腹に苦しんだとき、このブータの尻尾を食べて窮地を脱した。 時系列順で読む Back 紙の子どもたちはみな踊る Next 飾られた虚実 投下順で読む Back 紙の子どもたちはみな踊る Next 一日目・森林/オルター・エゴ 055 車上の戦い 相羽シンヤ 114 ――――ありがとう 055 車上の戦い ジン 114 ――――ありがとう 055 車上の戦い ヨーコ 114 ――――ありがとう 038 ラッド・ルッソは大いに語り大いにバトルロワイヤルを楽しむ ラッド・ルッソ 114 ――――ありがとう 038 ラッド・ルッソは大いに語り大いにバトルロワイヤルを楽しむ 高嶺清麿 114 ――――ありがとう 042 両雄思案――そして激突 東方不敗 114 ――――ありがとう
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/378.html
→深淵より見つめし者 シ=ビ
https://w.atwiki.jp/iizisu/
@wikiへようこそ このwikiはポケモンに関する都市伝説、怖い話、うわさ話を載せるwikiです (裏ワザなどは載せておりません) ポケモンに対するイメージが壊れる可能性があります いろいろな説がありますが場所(事件、人物)によってページは1つです 何か問題が発生したら竜の波動の連絡掲示板にてお願いします 気軽に使ってください 現行スレ ポケモン都市伝説&都市伝説・怖い話・七不思議の部屋 次スレ用のテンプレ ここでは数多く存在するポケモンの都市伝説についていろいろ解明させていくスレです ここで多くのポケモンの都市伝説の仮説、噂、怖い話などを語りましょう ちなみに他の都市伝説や怖い話、学校の七不思議もありです ポケモン世界の都市伝説&怖い話&噂スレまとめ http //www19.atwiki.jp/iizisu/pages/1.html 怖い話・都市伝説・七不思議スレまとめ http //www28.atwiki.jp/iizisukunn/ どんな小さな噂や都市伝説、怖い話でもいいです 仮説も大歓迎!!
https://w.atwiki.jp/moricamera/pages/59.html
目次 カメラの原理と構造 撮影モードあれこれ 「望遠と広角」といわれても… 内蔵フラッシュについて マクロモード カメラの原理と構造 いまでは誰でも気軽に撮影できるカメラ。 フイルムカメラの時代から、使い捨てカメラ、デジカメ、携帯のカメラなど、 いろいろな種類のカメラがあって、一度は触ったことがあるはずですよね。 でも、カメラって、なぜ写真が撮れるか、 考えた事ありませんか? 今日は簡単な原理と構造のご説明をします。 カメラの原理は、実はとっても簡単です。 図を見て下さい。 女の子の姿は、カメラのレンズ部分を通して、カメラ内部に入っていきます。 ここで、フイルムカメラならフイルムに、デジカメならCCDとかCMOSセンサーと呼ばれる 光を感じるセンサーにその光があたり、光を感じ取ります。 簡単な原理はこれだけです。 後は、レンズが何枚もあって、レンズ同士の組み合わせや兼ね合いで、 望遠や広角になったりしますし、 一眼レフカメラなら、レンズから入ってきた光を ファインダーで確認するための仕組みが加わってきます。 他にも、ピントを合わせる仕組みなど、いろんな便利な機能がついていますが、 景色や人物を取り込む原理は、たったそれだけなんです。 カメラって、思っていた以上に簡単なんです。 ただ、ちょっとややこしく感じるのは、 きっと次に説明する、基本的な構造のお話しだと思います。 原理的には光を取り込む装置にすぎないカメラですが、 「絞り」と「シャッタースピード」によって、光を取り込む量を調整しています。 (図で「絞り」「シャッター幕」と書いてあるのがそれです。) 絞りというのは、光を取り込むための穴の大きさの事です。 シャッタースピードというのは、光を取り込む時間の事で、 シャッター幕によって、その後ろの光を感じる部分に光が当たる時間を調整します。 本格的なカメラ(一眼レフなど)の場合、 この穴の大きさや、光を取り込む時間は、手動で調整できます。 調整したらどう変わるかは、絞り、シャッタースピードで説明していますので、 是非一度ご覧ください。 こんなカメラの原理は、実は「写真」そのものよりも古いんです。 もっとも古い記述は1200年代にまでさかのぼります。 下の図のように16世紀ごろには、もうこの原理は一般に知られており、 ある一点を通して光を取り込み、スクリーンに投影する機械の事を 「カメラ・オブスクラ」と呼ばれていました。 カメラ・オブスクラ(ラテン語で「暗い部屋」の意味)。図は、1772年の百科事典『百科全書』より。今でいう「カメラ」という言葉の語源。 その後、1800年代中ごろには写真として 取り込んだ光を記録することができるようになりました。 カメラは800年、写真は200年以上の歴史がある…と考えると、 感慨深いものがありますね。 目次へ 撮影モードあれこれ 今お使いのデジタルカメラオートモードしか使ってない… そんな方結構多いのでは? そんな方にご提案!? たまに勇気をだして?こんな使い方いかがですか? 実はデジタルカメラには被写体に合わせて最適な状態で撮影できる 様々な機能がついているのです!! そのひとつが撮影モード!! メーカーや機種により表示の仕方は様々ですが お手持ちのカメラにこんなマークやダイヤル、ボタンなど見たことはないですか? モードダイヤルの写真 上記写真にあるマーク それぞれにこんな意味があるんですよ! AUTOPICT(オートピクチャー)モード 標準、人物、風景、マクロ、動体モードから最適な撮影モードを自動で選択します。 標準モード 一般的な撮影に適しています。 人物モード 人物撮影に適しています。 風景モード ピントが合って見える範囲を前後に深くし、木々の緑や青空などの輪郭.彩度を強調して鮮やかな色の画像に仕上げます。 マクロモード 近くにある花などを鮮やかに撮影できます 。 動体モード スポーツなど動きのある被写体に適しています。 夜景人物モード 夕暮れや夜景などを背景とした人物撮影に適しています。 ただ…これでは何のことやら??結局オートモードで撮影なんて方多いはず。 今回は人物モード、風景モード、マクロモード、夜景人物モード について、なにがどう違うのか少し詳しく説明していきましょう。 まず人物モードですが、これはポートレートモードともいいます。 被写体を浮かび上がらせるように撮影するため、 絞りをなるべく開放し通常オートモードでは撮りずらい、 背景のぼけた写真、更にカメラによっては人肌がより明るく ナチュラルに撮影できるよう設定されたものもあります。 写真2 次に風景モードですが下の2枚の写真を比べてみてください 写真3 写真4 写真3のほうは、手前のさくらも後ろのフェンスも、 写真4にくらべややはっきりと撮影されています。 つまり風景モードでは先ほどのポートレートモードとは逆に 絞りをやや閉まり気味に設定、いろいろな被写体にピントが合うようになっているのです。 しかし、ここで注意しなければならないのが、 適正な露出を得るためシャッタースピードが遅くなる点です。 そこで風景モードで撮影する場合は、三脚を利用したり、 カメラを安定した状態に保つ工夫が必要です。 マクロモードについて マクロモードは通常どの機種、最近は携帯電話などでも見かけますが お花のマークがお馴染みです。 これは何もお花をとるためのモードというわけではありません。 写したいものをより大きく近くで撮影するときに有効なモードで、 通常カメラは被写体との距離が近すぎると構造的にピントがあいにくく、 通常のモードではピンボケ写真になってしまうことがあります。 そこでレンズの位置を微妙に調整することでこれを解消し 被写体をピントの合った大きなものとしてとらえることが可能になるわけです。 写真5 夜景人物モード 年末になるとクリスマスなどの雰囲気を盛り上げるためにいたるところで、 色とりどりのイルミネーション楽しむ事ができますよね。 そうなるとやはり撮りたくなるのが記念撮影。 キレイに飾られたイルミネーションや美しい夜景をバックに人の顔もとりたい! しかしこれはカメラにとっては至難の業 手前のワンちゃんに露出を合わせれば、後ろの夜景はまったく写らないし、 オートモードでの撮影で強いフラッシュの光でワンちゃんは上手く写らない 写真6 写真7 こんな失敗皆さんも経験おありかもしれません。 そこで夜景人物モードの登場です。 どちらも最適に撮影するために弱いフラッシュの光とシャッタースピードを遅くして やや長めの露出状態で夜景も同時に写しこむというものです。 これで相反する二つのものを同時に撮影できるのです。 写真8 ただしここでも撮影には工夫が必要で 出来るだけカメラを安定させるため三脚などを使う事をオススメします。 いかがですか? お手持ちのデジタルカメラいつもと違う使い方一度試してみませんか? 意外なカメラの能力や、思わぬ芸術写真が撮れるかも? 目次へ 「望遠と広角」といわれても… 望遠という言葉は「望遠鏡」など今までに何となく馴染みのある言葉で その名の通り遠くのものを近くに望むということですが… 広角という言葉についてはあまり聞いた事のない 実感として捉えにくい言葉かもしれませんね? 簡単に言ってしまうと望遠の逆! つまりは、近くをより幅広くという捉え方でいいのではないかと思います。 下の二つの写真を見比べて下さい 右側が望遠、左側が広角で撮影された写真です 同じ場所から同じカメラを使い撮影しましたので違いは歴然です 一般のコンパクトデジタルカメラではどうでしょう? この場合4倍ズームです。 数字が高くなれば高くなる程遠くのものを近くに撮影することが可能ですし、 逆に数字が低くなれば、より広い範囲が撮影できることになります。 望遠での撮影に当たりメリットとしては、 遠くの被写体を近くで見ているかのごとく大きく撮影できるということですが、 デメリットとしては、少しのブレがより大きなものとなって 被写体に影響してしまうということです。 小さくて軽いカメラを使用して撮影する場合など シャッターを押しただけで手ブレしてしまう場合がありますので、 三脚や一脚を利用してカメラをしっかり固定していただくとよいでしょう。 どうしてもそういったものが利用できない場合は、 しっかり脇をしめ肘を固定するようつとめるだけでも違いますよ! 是非皆さんも試してみて下さいね。 今までとはまた違った写真が期待できるかも…? また、ズーム、ズームとはいってもデジタルカメラには 光学ズームとデジタルズームの2種類のズームが存在します。 デジタルズームはフィルムカメラの時代にはなかった便利な機能ですが、 光学ズームがレンズを動かすことによりCCDとの焦点距離を変化させるのに対し、 デジタルズームは被写体を部分的に拡大させるものである為、 使い方を間違えると写真の画質を劣化させる事になるので注意した方がいいでしょう。 では、今度はデジタル一眼レフカメラについて見てみましょう。 デジタル一眼では主に××㎜レンズなどという言い方で 望遠や広角が表現されています。 数字が高くなれば高くなる程望遠で、 低くなれば広角ということになります。 18mm 55mm 300mm こんな数字で示されても…なかなか分かりずらいというのが正直なところですが では一体コンパクトカメラのようにどれくらいのズームになるのか? ひとつの判断の指標を示しておきましょう。 例えば使用レンズに18-55㎜と表記されている場合 高い数字を低い数字で割り算してやります。 すると55/18≂3.05…となり約3という数字が表されます。 つまりこれがズームの倍率になります。 この場合18㎜で撮影した場合にくらべ55㎜側で撮影したものは 約3倍のズームである。ということになります。 レンズを付け変えて例えば300㎜で撮影したとすると 18㎜で撮影した時に比べ約16倍ズームになるということができます。 一眼レフカメラの場合は使用するレンズにより基準値が変わりますので、 なかなかコンパクトカメラと同じに比較するわけにはいきませんが、 だいたいの指標として判断して頂くといいと思います。 ここで大事な押さえておきたいポイントがあります… ここでは一眼レフカメラのレンズに示された数字について説明してきましたが …実は一眼レフカメラ本体がフィルムカメラであるかデジタルであるかによって この数字は大きく変わってしまいます。 簡単に説明しますと、フィルムカメラに比べ、デジタルカメラの場合 約1.5倍拡大した画像になってしまうという事です。 これはフィルムという言い方は必ずしも当てはまりませんが、 デジタルカメラにおける画像を処理する部分CCDの大きさと深くかかわってきます。 このCCDと35㎜フィルムの大きさの差により焦点距離に一定のズレが生じます。 例えば、フィルムカメラで300㎜の望遠レンズで撮影した場合、 デジタルカメラで同じように被写体を撮影しようとすると 400㎜の望遠レンズが必要ということになります。 デジタル一眼レフカメラ購入の際は(35㎜換算)という言葉をとどめておいて下さい。 更にデジタル一眼レフカメラの面白い特徴について述べさせていただきます。 デジタル一眼レフカメラでは使用するレンズで望遠や広角の違いを出すことができますが、 さらに、ピントの合う範囲が広角側と望遠側で差がある為、 被写体以外のもののボケ具合を変えて写真にすることが可能です。 これは同じ被写体を場所を変えて一方は広角側で、一方は望遠側で撮影したものです。 被写体の大きさはあまり変わりませんがまわりのボケ具合に差があります。 つまり、背景をよりぼかして撮影したい場合は望遠レンズ、 または望遠側で撮影すればよいということになります。 このようにデジタルカメラや一眼レフカメラは一見複雑そうなものに見えますが… 実際そうなんですが、仕組みや、コツを押さえることにより 簡単にこれまでとは違う写真が撮影できるのです。 どうかカメラに頼りきらず、たまにはめをはずして違う使い方してみませんか? 何か面白い発見があるかも!? 次回はフラッシュ(ストロボ)についてのお話しです。 どうぞお楽しみに 目次へ 内蔵フラッシュについて 内蔵フラッシュ?その名の通りカメラに内蔵されたフラッシュの事ですが… 今ではほとんどのカメラ(デジタル、フィルム)に搭載され、 ついてないものを探す方が困難なくらい、 使い捨てのレンズ付きフィルムにもついてるくらいですから お馴染みといえばそうかもしれませんね しかし、その機能や、使い方はどうでしょう? 十分に使いこなせている方というのは意外に少ないのでは…? そこで今回はこの内蔵フラッシュについて少し一緒に勉強していきたいと思います。 デジタルカメラをお使いの方の場合、 多くの方はオートモードもしくはごく稀に 何かのコンサートや演劇などフラッシュ撮影が禁止されている場所がありますが そんな場合は駐車禁止のようなマークで フラッシュを使わないモードでカメラを使用することができます。 こんな経験ないですか? 大切な友人の結婚披露宴、 二人の決定的瞬間をカメラに収めたつもりが… 肝心の新郎、新婦二人の顔が真っ黒なんて事 これ実はフラッシュの光が二人のもとまで届いてないんです… そんな事と嘆く前に、今お手持ちのカメラ、 一体どれくらいの距離だったら光が届くのか調べてみませんか? 実は取扱説明書やパンフレット、各メーカーのサイトでそれを知ることができます。 表記のされ方は様々ですが 内蔵ストロボ調光範囲 広角側…0.5~5.0m 望遠側…0.5~2.0m という具合 オリンパスのコンパクトデジタルカメラで実際に撮影してみました。 被写体からの距離 約3m 約5m 約7m 約10m これらの写真をみていただくと明らかですが、 3m、5mはなれたものについてはオレンジの遊具がなんとか写っていますが、 7mを超えるともはや光の外に遊具が追いやられ、 正確な状況をとらえるのは難しいことが分かります。 撮影の際は被写体との距離を考えておきましょう。 内臓フラッシュを使った撮影は何も周りが暗いときばかりではありません。 日中の比較的明るい場所で撮影した写真です。 内臓フラッシュのモードはオートでしたが実際に発光することはありませんでした。 逆光の時もそうですがたとえば上の写真のように 被写体が暗く写ってしまう場合強制発光という手もあります。 同じ場所からフラッシュを使用して撮影したものです。 ずいぶん先の写真とは印象が違うことがわかります。 こんな場合はどうでしょう 室内フラッシュをつけて人物を撮影すると どうしてもフラッシュの光が強く 被写体が目をつむってしまったり、顔のいろが白くとんでしまったり こんな時のひと工夫 レジ袋!! これをフラッシュにかぶせます すると光量がおさえられ被写体にも優しい光となってよりよい表情が引き出せます このように いつもオートだけではなくちょっとした工夫で写真が劇的にかわります。 どうか皆さんも自分なりのアイデアでいろいろな撮影ためしてみてくださいね。 目次へ マクロモード マクロモードと言われても…?という方いらっしゃいますよね ではこのマークに見覚えは? ご存知お花のマーク どこかで見た事ありますよね? これがすなわちマクロモードです。 このモードでは通常撮影だとどうしてもピントが合わないものの撮影や マーク通りお花などにより近づいて大きく撮影することが可能になります。 通常モードで撮影 マクロモードで撮影 では一体どれくらいまで近づいて撮影できるのでしょうか? カメラによってその距離は変わってきますが ここで使用しているカメラについては約5センチ程度まで近づくことが可能です。 かなり臨場感が増してなんとなく手で触れてみたくなりませんか? まさにマクロモードの持つ面白さを実感させられます。 カメラの種類やメーカーさんなどにより様々に異なりますが、皆さんも是非お手持ちの カメラがどれくらい近くに寄って撮影できるか調べてみて下さい。 詳しくは説明書やパンフレットの撮影距離、レンズの焦点距離の欄を参考にして頂くと 分かりやすいですよ。 では次に一体どうしていちいちボタンを押したり、ダイヤルを回したりしてお花のマークに合わせる必要があるのでしょうか? 次の写真を見て下さい。 これは通常モードで撮影したものですが、あまりにもお花に近づきすぎた為、なんとなくボケた写真になってしまいました。 一方こちらはどうでしょう 同じ距離から今度はマクロモードに切り替えて撮影したものです。 今度はちゃんとピント合ってますよね?? つまりマクロモードに切り替えるということは、近くのものにピントを合いやすくすることとも言えるんです。 次の図を見て下さい。ピントを合わせる仕組みを簡単な図で表してみました。 近くのものにピントをあわせているものは、遠くのものに比べ焦点距離が長いことが分かります。 人間の目はレンズの厚みを変えることにより瞬時に焦点距離を調節し見たいものにピント を合わせることが可能ですが、レンズの厚みなど調整出来ないデジタルカメラなどでは そのレンズの位置を変えることにより焦点距離を調整させる必要があるのです。 それはつまりお花のマークのボタンを押したり、ダイヤルを回したりすることにより可能となるわけですね。 かなり大まかな説明ですので、、厳密には各メーカーさんや、機種により仕組みも構造も 違いはありますので、あくまで参考ということになります。ご注意ください。 いづれにしてもマクロモード恐るべし機能といえますね 皆さんも是非試して下さい。 いろいろなお花を近くで撮影していると何だか蝶にでもなったような気分になります。 どうかお試しあれ!? あとマクロモードには様々な便利な使い方もあります。 携帯電話などのバーコードリーダーもそのうちの一つだと思われますが、 手元の資料や書類など、とても短い時間で写し取ることができない場合 デジカメのマクロモードを使い書類など撮影すると、字までちゃんとピントがあった 写真が撮影が撮影できるのです。 ただ撮影の際は細かなものをより大きく撮影することですので、どうしても手ブレしやすくなります。 三脚など利用するか、きちんとカメラを固定する必要がありますので十分 ご注意してください。 もちろん、撮影後はモード切り替えお忘れなく!!! 目次へ Last update 2011-08-06 18 05 31 (Sat); 本ホームページの記載内容及び画像、映像などの無断転載を禁じます。 Copyright Since 2011 MORICAMERA CO.lnc. All rights reserved. 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/kinokokamera/pages/63.html
https://w.atwiki.jp/kashiwamochi/pages/36.html
30話の200 ◆nsW7hSJzCQ さん発言 青色発言が200さんです。 69 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/02(月) 13 48 16 ID w/NjI3WN0 [5回目] 俺は何も見えない人だけど、もしかすると今の俺たちの怒りやら悲しみ、恨みも上乗せされてるのかも知れない。 なんかそんな気がする。 御所車さん、何か見えてたら教えてくれ。 ここまで書いてしまった以上同じだと思うから書くけどさ。 銀の時代、黒の時代って言葉が最初に浮かんだとき、熱泥とか引きずり込むとかそういう言葉も浮かんできたのよ。 怖くなったから妄想だと思ってあんまり考えないようにしてたけど。 その話に触れるたび似たような言葉が浮かんでくる。 一度は畿内のあたりで別なのと合流するみたいなイメージも浮かんだことがある。 朝鮮人にやられた奴だって思えたりもするし。 妄想だといいんだけど。 本当にそう信じたい。 でも知らないうちに言わされてたら怖すぎる。 俺もジェンダーフリーとかいろんな悪いものとの関係で魔祖(ナルの嫁。誤記だけどあってる気がするのでそのままにしとく)子嫌いになってたから、言わされたとしたら(*1))ガクガクブルブル 分かる人がいたら俺の不安を解消してくれ。 ものすごく怖いんだよ。昨夜は備前って書こうとしたとき神戸って言葉が出てきて最後までどっちか迷ったんだ。 408 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 00 18 26 ID dxnqSc5V0 [1回目] 御所車について書いている者です。 69 非常に亀になってしまい申し訳有りません。 黒い旗の集団そのものが御所車と関係してはいないようです。 ただ、その集団とは別に東に向かおうとする一団が足踏みして待っている? 中山道あたりを通って、共に東に向かうのかもしれません。 これまで、御所車でのお迎えが皇太子か愛ちゃんのどちらかということはあっても 雅子さんは全く無視されているような状況で、変だな、と思っていました。 妃として認められていない、という以上に。 彼女の処遇は、黒い旗の集団及び・・・に委ねられるということであるならば 腑に落ちます。 太鼓持ちの側近・御用達週刊誌など、心入れ替えるなり逃げるなら今のうちでしょう。 422 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 00 38 46 ID xB7XjqVeO [1回目] 408 足踏み状態の方々は他にも見えませんか? なんだか更に勢力を増しそうな気がするんです。 単なる気のせいだといいんですが、自分はどちらかというと聞こえてしまう体質なんで…。 445 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 00 41 ID dxnqSc5V0 [2回目] 422 畿内を過ぎるまでにかなりの勢力になっているとは思います。 ただ、制限無く増えることはないようです。 448 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 02 17 ID KQE7CKyM0 [2回目] 445 >246が気になるんだけど・・・ 246 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/02(月) 19 04 43 ID sP0g3Ob00 [1回目] 「御所車」の人、妄想でも何でもいいので教えてくれ。 御所車は、何色?どちらの方向を向いている? 祈りながら聞きたい。 千代田の南南東に、何か見えないか。 455 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 15 41 ID dxnqSc5V0 [3回目] 448 すみません、あまりのスレの進みっぷりに 読み落としていました。 御所車の色は・・・表現難しいのですが、華やかな色。 今で言うところのピンクやら薄紫?といえばいいのでしょうか。 骨組みのような?ものは漆黒。 向きは、東宮御所車寄せを正面にして車の前が右。 玄関に向かって乗車する側が向いていないので、まだ大丈夫といったところです。 南南東に何かみえないかということですが、そちらよりも 北北西の結界の緩みが気になります。 直しているようですけれど。 458 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 24 05 ID A/EPSWNB0 [5回目] 北北西の結界の緩み・・・そうかガカーイのあるほうですか? 461 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 32 44 ID dxnqSc5V0 [4回目] 458 えーと、建物があるのでしょうか? すみません、不案内なものでして・・・ 469 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 40 15 ID A/EPSWNB0 [6回目] うまく貼れてるのだろうか 今見たらちょっと違う、北西ですかね。 http //maps.google.co.jp/maps?ie=UTF-8 oe=UTF-8 hl=ja tab=wl q= この信濃町という町はすごい勢いでそうかに侵食されてしまって ただいまこんな感じ http //shinano-machi.tripod.com/ 野球場や」国立競技場に行くのも別の駅を使ってます。なんか嫌で。 482 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 01 56 41 ID dxnqSc5V0 [5回目] 469 ありがとうございます。 こういう町(区域)があるんですねぇ。 表面的には、嫌な雰囲気を移植してますけど それがパワーを増大して何かしでかす・・・まではないのかな? 486 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 02 03 37 ID gatLA4iMO [1回目] 482 御所車さん 中山道を通って黒旗と合流するかもしれない一団って、 どんな人(?)たちなのか見えますか? 489 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 02 12 29 ID dxnqSc5V0 [6回目] 486 悲しみや嘆き、を持っている方々です。 ・・・というと、あまりにアバウトすぎるのですが 雅子さんの言動によって心をえぐられてしまった、傷を負ってしまった そしてそういったままに亡くなられてしまわれた方。 また、そういった言動によって揺り起こされてしまった方々。 なまじ皇室に嫁いで祈りや祭祀を怠けるから、影響が計り知れないのでしょう。 あと、これらの方たちと黒い旗の集団の方が無事?東に向かわれるよう 衛士が差し向けられたようです。 490 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 02 18 50 ID 5+5h17SfO [5回目] 489 視続けて大丈夫? あんまりいい影響なさそうじゃん… 496 本当にあった怖い名無し sage ▼ 2007/04/03(火) 02 26 43 ID dxnqSc5V0 [7回目] 490 ありがとうございます。 御所車の外観とかは昨日までには視えていましたので。 (書き込みが集中してしまいましたが) 普通に睡魔がやってきつつありますので 今宵はそろそろお暇をいたします。
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/347.html
「あ、あれ?ここは・・・?」 気がつくとそこは見渡す限りの荒野だった。 「なんでこんなところに・・・僕はたしかにクルスベルグゲートをくぐったはずなんだけど・・・・あれ?そこからどうしたんだっけ・・・?」 知人のケンタウロスの少女の結婚式に出席し数日間にも及ぶケンタウロスの結婚儀式という貴重な写真を撮れたことに満足しつつ、知人との別れを惜しみ再会を約束して帰路につくべくクルスベルグへと向かいゲートをくぐったところまでの記憶はある イストモスにも地球への帰還するゲートはあるのだが地球側のゲートが情勢不安のコンゴにあるということで下手にコンゴ経由で日本に帰るよりクルスベルグを経由してドイツゲートをくぐり、そこから日本へというのが一番安全なルートだと僕らのような旅行以外の目的で異世界を行き来する者にはかなり浸透した認識だった。 「それで・・・どうしてこんなところにいるんだ?まさか事故!?」 以前知り合いに聞いたことがある話を思い出す。ゲートを管理する異世界の神々の怒りに触れたり、妙に気に入られるととんでもないところに連れていかれるという話を 「いや・・・でもそんなまさか・・・・」 「そのまさかなんだなぁ~」 突然背後で声がする。それも少女の声 「!?」 慌てて振り向いた場所には一人の少女が立っていた。 長い黒髪に褐色の肌にアルビノのような赤い大きな瞳、美少女と形容するのがもっともふさわしいのだろうが、その纏う雰囲気はどちらかといえば無機質で人ではない別の何かが人形の中に入り込んで人のように演じているというような違和感があった。 「君のような人間に手伝ってほしいことがあってね、こちらのほうへ来てもらったんだよ。ようこそ我が所領へ、歓迎するよサトウミキヤスくん」 「なんで僕の名前を・・・・」 「まぁ、その辺は説明すると長くなるから省くとして、とりあえず向こうの方角を君が手に持ってるカメラで覗いてくれないかな?かなり遠くだけど君のそのカメラなら大丈夫だと思うし」 そう言って少女はある方向を指差す。 「・・・え?」 一瞬何のことかわからなかったが改めて自分の状況に意識を向けると僕は自分のカメラを手に持っていた。さっきまで手にもつどころか鞄の中に慎重に梱包してしまっていたはずのカメラを・・・・ 「なんで!?・・・あれ?」 思わず驚きの声をあげ少女に説明を求めようとするがさっきまで少女が居た場所にはもはや少女の姿は欠片もなく僕は困惑しながらも先ほど少女が指差していた方角にカメラを向けてファインダーを覗き込む。 何も見えない、、もっと遠くの方かとカメラの倍率を上げていく、そろそろ倍率の限界というところで何もない荒野に何か別のものが見える 「・・・・なんだアレ?・・・・・!?」 限界ギリギリまで倍率を上げる。それは二つの人影であり、片方信じられないことにさっきまで僕と話をしていた少女がいた、いや、正確に言うなら髪の色も肌の色も違うのだが僕にはそれが彼女だと認識できた、そしてもう片方は赤黒い炎のようなものを鎧の隙間から噴きあがらせる首のないケンタウロスだった。 「・・・・もしかしてアレがスラヴィアのアンデッド?ケンタウロスのデュラハン?」 話には聞いていたし、知人を介して何枚か写真を見たこともあったが実際にカメラ越しとは言え実物を見ることになるは思いもしていなかった。 カシャリ 思わずカメラのシャッターを押す。そしてわずかな変化があるたびにシャッターが押される。後から思い返せばもうそこから何かがおかしかったのかもしれない。 ファインダーの中の少女にケンタウロスのアンデッドはぎこちない動きで近づいていき少女の前まで来ると脚を屈めて跪き片手を少女のほうへと向ける、その仕草は愛しいものへと触れたいという願望と恐怖が入り混じったもののようになぜか感じられた 少女はその手に両手を沿えて微笑む、そして次にケンタウロスのデュラハンの抱えている兜を手に取りそれに向かって何事かを話している。 「あの子が見せたかったのはコレか?でもどうして・・・・?」 『それはね、君にメッセンジャーの役目をしてほしかったからだよ』 気がつくと少女はこちらを向いて笑っていた。 ありえないことだ。彼女と僕との間にどれだけの距離があると思っているのか。当てずっぽうに視線を向けているわけではない、彼女は明らかにカメラを覗き込んでいる僕を見ている。 そして僕は気がつく、今まで僕は少女のやや斜め後ろのアングルから二人を撮影していたはずだ なのに彼女は今まっすぐに僕のほうを見ている、姿勢は先ほどからまったく変わらないまま・・・ 僕がその異常さに気がついた瞬間、少女の顔が歪む、そしてその時から僕の意識と僕の体はまったく別の存在となったかのように分断され、僕の意思とはまったく関係なく体はカメラのシャッターを押していく、それを僕は絶対に壊せないガラスの壁で隔てられた場所から見ているような感覚で傍観するしかできない 「よし!とりあえずサービスショットはこんなもので十分かな~」 それからどれくらい時間が経過しただろう、自分の体が自分のものでなくなった感覚のまま僕は再び僕の近くへと戻ってきた彼女の際どいアングルからの写真を何枚も撮らされていた。 戻ってきた彼女の姿は最初に会った時とは違い、長い黒髪はウェーブのかかった金髪に褐色の肌は白磁のような白い肌となりルビーのような瞳だけがそのままだった。 「これくらいサービスしておけばレシエちゃんも思わず飛びつかずにはいられないだろうし、そうなればあとは芋づる式!やっぱり僕って天才ね!」 そんなことを少女は言っているが僕にはもうその意味を深く考えることもできなくなっていた。 なんとか体の支配権を取り戻そうとしても結果徒労に終わり、すっかり疲弊した思考にはそんな余力はない。 「・・・・ちょっと無茶させすぎちゃったかな?セダルのところから引っ張ってきた子だしこのまま何かあっても後々面倒だし・・・ちょっと眠ってもらおうかな・・・あとは僕だけでもなんとかなりそうだし」 少女が僕の顔を覗き込んで何事かを言ったその次の瞬間、僕の意識は深い闇の中に沈んでいた。 「ちょっと!これはどこで撮ったのかって私は聞いているのよ!?あれだけ売り込みの口上をペラペラ喋っておいて私の問いには一切だんまりなんていい度胸じゃないの!」 不意に意識が鮮明となり、少女の声が聞こえてくる。しかしその声はあの奇妙な少女の声ではない。今僕の目の前にいる声の主のはクルスベルグで以前見かけたことがあるような幼さの残るドワーフの少女だ。 「・・・え?あ、体が動く・・・・」 「そりゃあ動くでしょうよ!今まで散々一方的に身振り手振り大げさに私にこのふしだらな写真を売り込もうとしてたのだから・・・って私の話聞いてる?」 体のアチコチを触ってしっかり僕の意思に体が反応しているのを確認している僕に明らかに怒気の篭った声が投げかけられる 「え!?あ・・・・すみません・・・・」 「この期に及んでまだ私を愚弄する気!?あなたが敬愛する姫姉様の故郷であるチキュウからきた者でなければその首斬り飛ばしてるところよ!セバス!もういいわ、この不届き者を外に摘み出しなさい!このふしだらなシャシンは私が責任をもって没収します!」 <かしこまりました。ではお客様ご退出をお願いいたします> ガチャリガチャリと金属の音を響かせて少女の横に控えていた赤銅色をした中世の騎士のようなフルプレートを着込んだ人物が僕の前に歩み出る。 その彼がくぐもった声を発したかと思うとヒョイと簡単に僕を抱き起こしそのまま部屋の外へと連れていく <あなた様は本当に運が良い方だ。あれだけ好き放題レシエ様に対して暴言のような言葉を口にしてこうして五体満足に館から出ることができる。それだけであなた様は幸運だと思ったほうがよろしいでしょう> 「は、はぁ・・・」 意識のない間僕は一体どんなことをあの少女に話したのかまったく記憶にもないわけだがどうやら相当ヒドイ言葉を口にしていたらしい <それでは、お気をつけてお帰りを。それからもう二度とこの館の門をくぐらないことをご忠告させていただきます> そう僕を館の外まで連れ出し地面にしっかりと立たせ荷物を渡すとフルプレートの人物は僕にそう言い残して館のほうへ踵を返して立ち去っていった。 「一体・・・なんだったんだ・・・」 「お疲れ様。いやぁ君はよくやってくれたよ」 呆然とする僕の隣から聞き覚えのある声が沸き、その瞬間僕の体は恐怖から硬直する。 「あぁ、そんな怖がらなくてもいいよ?もう君にしてもらうことはないからさ」 にこやかに、しかしどこまでも作りもの感のある笑みを浮かべた少女が僕の横に立ち硬直して言葉もでない僕をからかうような口調で言葉を紡ぐ 「さて、協力してくれたお礼と言うと変だけど君にとって一番都合の良い場所まで送ってあげるよ。まぁ君にはできるだけ早くここから消えてほしいってだけなんだけどね」 「今度は何を!?」 僕が声を上げた瞬間足元の地面が消失し浮遊感が全身を包む、そして・・・ 「気がつくと私はミズハミシマの大ゲートの傍に立ってたんですよ・・・」 「ほぅほぅ!それはスゴイですね!」 まるで子供のように目を輝かせて僕の話を熱心にメモをとりながら聞き入る茅野澤氏、ここは彼が社長を務めるクマ出版のこじんまりとした応接コーナーだ あの奇妙な体験のあとミズハミシマゲートから日本へと帰ってきた僕はあれがいったい何だったのかを個人的に納得させたいという衝動から方々の知り合いにこういった話に詳しい人はいないかと訊ねて周り、その結果この茅野澤雄一郎氏に行きあたったのだ。 「こういう体験をした人っていうのは私の他にもいるんでしょうか?異世界取材などをしている知人にも聞いてみたんですが驚かれるか笑われるかのどちらかという感じなんです・・・」 「なるほどぉ・・・」 茅野澤氏はそこまで聞くと腕組みをし少し考え込むような仕草で応接用のソファーに深く腰を沈める。 「スラヴィア・・・少女の姿・・・うーーーーん・・・」 「・・・・わかりませんか?」 「それが何者だったかを断言することはできませんが、個人的な推測で言わせてもらえればそれはスラヴィアを治めるという死の神モルテではないかと思います。」 「死の神モルテ・・・」 死の神という言葉にケンタウロスの亡霊騎士と対峙するあの少女の姿が脳裏に思い起こされる。 「大延国の守護神金羅と並び文献などに度々その姿が記録される有力神です。しかしどのような理由があってあなたをスラヴィアまで呼び寄せそのようなことをさせたのかまでは・・・わかりませんねぇ、過去に似たような経験をしたという方の話は私もいくつか聞いたことがありますし実際に今のあなたのように話を聞いたこともあります。しかし明確に自分がなぜそのようなことになったのかを理解できている人はいませんでした」 「そうですか・・・まぁそうですよね・・・」 茅野澤さんとの会話で明確な答えは出なかったものの自分の中でいくつか府に落ちる部分を得たことで僕の気持はここを訪れる前よりも落ち着きを取り戻していた。それだけで十分な成果だと言えるだろう。 「お力になれずにすみませんでした」 「いえいえ、こちらこそお時間を作っていただいてありがとうございます」 1時間後、クマ出版の入居するビルの前で私は茅野澤さんとお別れの挨拶をしていた。 「今度はゆっくりとイストモスの星神伝承の話聞かせてください」 「はい、茅野澤さんオススメの赤坂のモツ鍋屋で一杯やりながらということで」 「えぇ、時間ができたらこちらから連絡させてもらいます」 「しばらくはまだ日本にいますのでいつでもどうぞ」 「それでは」とお互い挨拶をして駅へと向かってクマ出版へとやってきた道を逆に歩いて行き、ビルの角を曲がったところで僕は人影とぶつかりバランスを崩して倒れこんでしまう。 「すみません!」 「いえ、こちらこそ・・・お怪我はありませんか?」 ぶつかった相手は男性で、倒れた僕にすかさず手を差し伸べ助け起こす 身に付けた黒いスーツがまるで身体の一部のように彼の雰囲気と同化しているのがなぜか印象に残った。 「道に迷ってしまってどうも注意力が散漫になっていたようで・・・・」 「いえ、こっちこそ・・・・あ、その荷物大丈夫ですか?」 男性は布に包んだ長方形の荷物を脇に抱えていた。 「ええ、大丈夫なので気にしないでください・・・つかぬことを伺いますがこの辺りにクマ出版という出版社があると思うのですが御存じありませんか?」 「クマ出版ならこの角を曲がってすぐの茅野澤ビルの3階ですよ」 思わぬ偶然に「こんなこともあるんだな」と思いながらも男性にそう答える。 「ありがとうございます。人と待ち合わせをしていて遅刻してしまっているので私はこれで」 彼はそう言うとビルの角を曲がって行った。 「あの人も僕と同じような・・・まさかね」 去っていった男性の姿を思い起こしながらそんなことをふと思いながら僕は駅へと向かう気がつけば空はうっすらと茜色に染まりつつあった。 以前イストモスに訪れた写真家の思いもよらぬ神体験。何を伝えるメッセンジャーだったのか考えてみましたがモルテのことなので理解できなくてもいいかなとも思いました。地球でも特異点には不思議が集まってくるようで? -- (名無しさん) 2013-08-30 17 29 34 名前 コメント すべてのコメントを見る